ローレン・ワイズバーガー
プラダを着た悪魔 |
新卒ですぐに雑誌社に入れるなんてラッキー。 わたしは、ファッション誌「ランウェイ」に採用された。先輩によれば 「何百万という若い女性の憧れの仕事」らしい。 なんといっても、ファッション業界でもっとも影響力を持ち、世界一才能ある 編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタントなんだから。 ほんとはファッションなんて関心ないけど、これも夢の文芸誌への近道だ。 ところが、ミランダってとんでもなく嫌な女。なんでわたしが、 彼女の子どもやペットの面倒をみたり、クリーニングを出したりしなきゃならないわけ?! しかも、いつでもどこでも携帯で呼び出し、矢継ぎ早に無理難題を命令してくる。 もう身も心もボロボロ、恋人や家族と過ごす時間もない。 これがわたしのしたかった仕事なの? 生き馬の目を抜くファッション業界に飛びこんだアンドレアの奮闘ぶりを、 辛口ユーモアで描き、全米を笑いと涙に包んだ本音炸裂ストーリー。 このお話、最初の4,5ページはのってこなかったけど、 その後はおもしろくて、あっという間に読み込みました〜♪ けっこう部厚い本だよ。 主人公のアンドレアが人がいいのも好感度大だし、 いろんなお洋服、それも超一流品ばかりをただでもらえる職場って とっても憧れる〜。 でも、その分、ものすごいストレスをかかえて働かなくてはいけないなんて、それはものすごく、イヤ〜〜〜〜!!! おしゃれな人なら、ヴォーグやエルなどでアナ・ウインターを知らない人は 多いと思う。その、アナとこの上司のミランダがものすごくかぶるので これまた面白いの。 映画化されるのも絶対見たいけど、原作も面白いのでお薦めです。 |